早漏の男はどう思われる?すぐにイってしまう原因や改善方法を解説

早漏の男はどう思われる?すぐにイってしまう原因や改善方法を解説

男性の性生活に関する悩みとしては、トップレベルの関心事項に「早漏」の問題があります。

「早漏だと女の子を満足させられない」「女の子より先にイッてしまうと恥ずかしい」など、早漏にはマイナスイメージがつきまとっているのが、その大きな原因でしょう。

しかし実際には「どの程度で射精してしまうと早漏なのか?」「そもそも、早漏は本当に女の子に嫌われているのか?」など、早漏男性がどう思われているのか気になるのではないでしょうか?

そこで今回は、早漏の実情から女の子の早漏男子に対するイメージ、または早漏の原因に改善方法まで、早漏に悩む男性が抱きがちなさまざまな疑問について解説していきます。

この記事の内容

・早漏とはそもそもどんな状態?

・女の子が抱いている早漏男子への意見

・早漏の原因とは

・早漏の改善方法を紹介

- この記事の目次 -

数多くの男性が悩む早漏とは?

数多くの男性が悩む早漏とは?

早漏とは、セックスのときに短時間で射精してしまうことです。

では具体的に、どの程度の時間で射精してしまうと早漏なのでしょうか。

性機能障害に関する研究をおこなっている「国際性機能学会」では、早漏の定義として次の3つを挙げています。

  • 挿入から1分以内、または挿入前に射精してしまう状態
  • セックスの相手が変わっても、射精を遅らせられない状態
  • 早く射精してしまうことに、精神的ダメージを受けている状態

つまり、時間的には挿入から1分以内で射精してしまうと早漏に該当します。

ただ、もし1分以上挿入できていても男性本人が「自分は早漏だ」と精神的ダメージを受けていれば、その場合も早漏に該当するのです。

約30%の男性が早漏に悩んでいる

2017年に「TENGAヘルスケア」がおこなった調査では、日本人男性の約30パーセントが早漏に悩んでいる、という結果が出ています。

単純計算で日本人男性の約3人に1人が早漏に悩んでいるわけですね。
早漏の問題点は満足できる性生活が送れない点だけでなく、性生活に自信を持てなくなってセックスをする機会が減少し、パートナーとの間でセックスレス問題が浮上する点も。

セックスレスになれば、それが原因でパートナーとの離婚や破局につながる可能性があるわけですから、日本の少子化にもつながる大問題と言えるでしょう。

また早漏は「治療するべき状態」とはほとんど考えられておらず、早漏に悩む男性が医者もふくめて相談できる相手がいない、という現実もあります。

そのため男性がひとりで悩み続け、精神的に落ち込んでしまう場合が多いのも、早漏の大きな問題点です。

男性の射精する平均時間

男性が挿入してから射精するまでの平均時間は、5分~7分とされています。こう聞くと「意外と短い」と考える人も多いかもしれませんね。

もちろん男性が射精から挿入するまでの時間には個人差があるため、10分~20分以上挿入から射精までの持続時間が続く人もいます。

さらに先にも説明したように、挿入から1分以内で射精してしまう早漏の男性も多いため、あくまでもこの数字は「平均時間」であり、すべての男性が5分~7分で射精するわけではありません。

またAVなどの影響で「男性は10分、20分と挿入し続けることができる」と誤解している人も多いのも、男性が「自分は早漏ではないか」と考えてしまう原因と言えるでしょう。

このように考えると「自分は早漏では?」と悩んでいる男性でも、意外と早漏には該当しないケースも多いことがわかるのではないでしょうか。

自分が早漏男子かどうかを簡単に診断する方法

「自分が早漏かどうかを確認したい」という男性のために、簡単に診断できる「早漏セルフチェック」をご紹介しましょう。

チェックするべき項目は、以下の5項目です。

  • 挿入中に我慢して射精を止めることができない
  • 挿入中に自分が「射精しよう」と思う前に射精してしまう
  • 挿入中に弱い刺激を受けただけで射精してしまう
  • 望まないタイミングで射精してしまうことにストレスを感じている
  • 早漏が原因でパートナーが性的満足を得られていないか心配している

この5項目に「YES」「NO」で回答し、結果「YES」の数が多い男性ほど早漏である可能性が高くなります。

ただし上から3項目が「NO」であっても、残りの2項目に「YES」がある場合は、実際は早漏に該当する状態ではなく、本人は早漏だと思い込んでいる「主観的早漏」と呼ばれる状態であることも考えられます。

セルフチェックの結果が気になるのであれば、一度医者に相談してみると良いでしょう。

早濡男子に対して女性はどう感じている?

早濡男子に対して女性はどう感じている?

早漏の問題は、男性だけに関係するものではありません。女性にとっても、男性が早漏かそうでないかは性生活の満足度に大きく影響するポイントとなっています。

ただし女性のなかには、早漏肯定派と早漏否定派、それぞれが存在するのも事実。否定派、肯定派の意見を、実際に確認してみましょう。

早漏男子否定派の意見

まずは早漏男子否定派の女性の意見です。

https://twitter.com/normal_OLmama/status/1531546464362860544
https://twitter.com/katanori4/status/1531623647819239429

早漏否定派の女性に多く見られるのが「男性が早漏だと、性生活に満足できない」という意見。

挿入されてから1分も経たずに射精されてしまうと、女性は「え、もう終わり?」という感想を抱いてしまうそうです。

たとえそれまでの前戯で非常に盛り上がっていたとしても、挿入があっさり終わってしまうと、女性は物足りなさを感じてしまいます。

この物足りなさが男性への不満となり、「他のイヤな部分まで見えてきてしまって男性がますます嫌いになってしまう」という悲劇すら起こるのです。

続いて「男性が早漏だと、セックスレスになってしまうのがツラい」という女性の意見もあります。

早漏の男性は、「セックスで女性を満足させられていない」と考えてしまい、セックスに対する自信をなくしてしまいます。

その結果、自分からセックスに積極的になれなくなり、セックスレスになってしまうのです。

セックスで性的欲求を満足させたい女性にとっては、パートナーがセックスレスだと当然不満を覚えるわけですね。

早漏男子肯定派の意見

「男性は早漏のほうが好き」という女性は、どういう理由を持っているのでしょうか。

https://twitter.com/BBParisienne/status/1530222317615616003
https://twitter.com/mimimio11_/status/1533023132839464960

女性が「早漏男性のほうが好き」という場合は、その男性に対してかわいらしさを感じるケースが多いようです。

自分とセックスしている男性が、我慢できずに射精してしまう姿自体を「かわいい」と感じたり、早めに射精してしまう現象そのものを「自分を好きだと思っている証拠」と考えたりするわけですね。

確かに男性としては、自分が魅力的だと考えている女性とのセックスでは興奮度が高くなり、射精するまでの時間が短めになってしまう傾向があります。

そのため、早漏は相手の女性を好きだと感じている証拠という考え方はうなずけるものがあります。

こういった意見は、自分自身の性的な満足よりも、自分が男性から愛されていることに対する満足度のほうを重視している女性から多く聞かれます。

https://twitter.com/Panty_Girl_/status/1392113219532120073

まず前提として「遅漏が嫌い」と感じていて、結果として早漏のほうが好きになるタイプの女性も多いようです。

男性が遅漏だと、挿入してから射精までの時間が長すぎて、ずっとピストンされ続けると女性は気持ち良さよりも痛さを感じてしまうのです。

また男性がなかなか射精しないと「自分のことが好きじゃないのかな……」「私とのセックス、気持ち良くないのかしら」など、不安に感じてしまう女性も。

こういった遅漏が苦手な女性にとっては、自分とのセックスですぐにイッてしまう早漏男性のほうが魅力的に見えるわけですね。

女性は早漏か遅漏のどっちが良いと考えている?

女性は早漏か遅漏のどっちが良いと考えている?

先にもお伝えしたように、女性には早漏否定派、早漏肯定派の両方がいるため「絶対にこちらが良い」とは言えません。

実際に「遅漏に比べたら早漏のほうがマシ」と考えている女性もいますし、逆に「あっさりイッちゃう早漏よりは遅漏のほうが良いかな」と考えている女性もいました。

ただし女性にとって、理想的な挿入時間があるようです。

女性が思っている理想的な挿入時間

では女性は実際のところ、理想の挿入時間としてはどの程度を想定しているのでしょうか。

「TENGAヘルスケア」が2017年におこなった調査によると、女性が考える理想の挿入時間の平均は「9.7分」との結果が出ています。

先に「男性が射精するまでの平均時間は5分~7分」と紹介しましたので、それよりは多少長めになりますね。

極端な早漏、遅漏の男性でなければ、ちょっと頑張って我慢すればなんとかなりそう、と感じるレベルの時間と言えるでしょう。

ただしこれはあくまでも平均時間です。

実際には「あまり長時間挿入されるのは嫌いだから、1分~2分で十分」と考えていたり、逆に「ガッツリ満足したいから、1時間以上挿入していてほしい!」という女の子がいたりと、かなりの幅も見られるのが事実。

しっかりと相手の女の子と話をするのが、お互いが満足できるセックスをおこなうために必要と言えるでしょう。

早漏の原因について【主に4つ】

早漏の原因について【主に4つ】

よほど「早漏の男性が好き!」という女性がパートナーでもない限り、ある程度の挿入時間を確保することが、お互いの性的な満足のために必要です。

そのため早漏の男性の多くが自分の早漏を改善しようと考えるのですが、やみくもに我慢して早漏が改善するわけでもありません。

まずは自分の早漏がどういった理由で起こっているのかを知ることで、早漏改善への第一歩となる、と言えるでしょう。

早漏の原因には、主に次の4つが存在しています。

  • 過敏性の早漏
  • 包茎性の早漏
  • 衰弱性の早漏
  • 心因性の早漏

過敏性の早漏

過敏性の早漏とは、ペニスが感じやすく、すぐに射精してしまう早漏です。

一般的には男性が射精をする際、少しずつ快感が高まっていって最終的に我慢できなくなって射精する、という形になります。

しかし過敏性の早漏の男性は、ペニスが敏感すぎるために刺激を受けると快感が急激に高まってしまい、我慢できずに一気に射精してしまうのです。

包茎性の早漏

包茎性の早漏とは、ペニスが亀頭まですっぽりと皮を被っている包茎であることが原因で起こる早漏です。

包茎の場合、亀頭が常に皮でガードされているため、刺激に慣れることができずに快感を得るとすぐに射精してしまいます。

また「自分が包茎だ」という事実がセックスに対する自信の喪失にもつながるため、その自信のなさや焦りが我慢できずに射精してしまうことにもつながるのです。

衰弱性の早漏

衰弱性の早漏とは、加齢などで筋力が落ちることによって起こる早漏です。

普段はあまり意識されることはありませんが、男性の射精には「射精管閉鎖筋」と呼ばれる筋肉が関係しています。

射精を我慢したいと思ったとき、この筋肉が正常に働くことで精液が勝手に発射されることを防いでいるわけです。

しかし年齢を重ねて筋力が落ちてくると射精感閉鎖筋も衰えてしまって、それまで我慢できていた射精がこらえられなくなってしまい、早漏につながります。

心因性の早漏

心因性の早漏とは、ペニスの敏感さや射精閉鎖筋の衰弱などに関係なく、男性の心が原因で起こる早漏です。

具体的には「以前、あっさり射精してしまった」というトラウマや、パートナーに対する「ちゃんと満足させられるだろうか」といった不安といったものが、心因性の早漏が起こる原因とされています。

こういったトラウマや不安を抱えていると、それ自体が交感神経を刺激して興奮を高め、それが性的興奮にもつながってあっさりと射精してしまう結果を招くのです。

早漏の治し方は?すぐに試せる7つの改善方法を紹介

早漏の治し方は?すぐに試せる7つの改善方法を紹介

早漏に悩む男性はたくさんいます。
そういった男性のために、今までさまざまな早漏の改善方法が考案されてきました。

それらの改善方法のうち、すぐにでもチャレンジできる次の7つの方法をご紹介します。

  • スクイーズ法
  • PC筋を鍛える
  • セックスの体位を変える
  • セマンズ法
  • 早漏であることを女性に伝える
  • 別のことを考える
  • 早漏改善薬を使う

スクイーズ法

スクイーズ法は、男性がひとりでおこなう早漏改善方法です。

マスターベーションをして射精の直前で手を止め、ゆっくりと深呼吸をして落ち着いてからマスターベーションを再開します。

これを5回~6回繰り返すことで、射精を我慢する感覚を身に付けていきます。

普段よりもゆっくりとマスターベーションをすることで徐々に射精感を高めて我慢することや、亀頭を中心に刺激して亀頭を快感に慣れさせることがポイントです。

PC筋を鍛える

PC筋は「骨盤底筋」と呼ばれる筋肉で、簡単に言えば「おしっこをしているときに、途中で止めるときに使う筋肉」です。

このPC筋も、射精を我慢する際に関係する筋肉と言われているため、PC筋を鍛えれば射精が我慢できるようになる、つまり早漏改善につながります。

PC筋を鍛えるためには「肛門を締める」行動を意識すると良いでしょう。

ゆっくりと呼吸をしながら少しずつ肛門に力を入れていき、完全に引き締まった状態になってから5秒~10秒ほどキープします。

キープした後は力をゆっくりと40秒ほどかけて抜いていく、これを10回程度繰り返しましょう。

これを1セットとして、1日3セット、慣れてきたら5セット、10セットと増やしていくのがおすすめです。

セックスの体位を変える

セックスする際の体位を変えるのも、早漏対策として有効です。

まずセックスの際、男性が射精しやすい体位は「正常位」、続いて「騎乗位」と言われています。

この2つの体位を中心にセックスをしている男性は、体位を変えてみると早漏対策になるでしょう。

男性が射精しにくい体位には、男性が座った状態で女性を足の上に乗せて挿入する「座位」と、男性と女性が立った状態で向かい合ってから男性が女性の片足を抱えて挿入する「対面上体立位」があります。

セックスでさまざまな体位を取り入れると、早漏改善だけでなくセックスのマンネリを解消する手段にもなりますので、チャレンジしてみると良いでしょう。

セマンズ法

セマンズ法は、パートナーと一緒に早漏改善を目指すトレーニング法です。

パートナーにペニスを手で刺激、いわゆる「手コキ」をしてもらい、射精が近付いたら手を止めてもらいます。それを3回繰り返し、4回目で射精しましょう。

ポイントとしては、最初のうちは手を乾いた状態にして手コキしてもらい、だんだんと刺激に慣れてきたらローションなどを使ってみることです。

ローションを使って手コキすると、腟内に挿入した状態を再現できるため、実際にセックスするときの早漏改善につながります。

早漏であることを女性に伝える

精神的な焦りやコンプレックスが早漏の原因となっている「心因性の早漏」である疑いがある男性は、自分が早漏であることをパートナーに告げることで早漏が改善する可能性があります。

「早漏だから、すぐにイッちゃうかも」「もし満足できなかったら、ごめんね」といったことをあらかじめ伝えておくことで、焦りやストレスが軽減されて過度に興奮してしまうケースを防げるわけです。

女性としてもあらかじめ聞かされておけば、もしあっさりと挿入が終わってしまってもガッカリすることもなくなりますし、その後の早漏改善トレーニングに積極的に協力してくれる可能性も高まります。

別のことを考える

「別のことを考える」方法が、おそらく一番簡単にチャレンジできる早漏改善方法かもしれません。

射精しそうになったら、興奮が醒めそうな別のことを考えて射精感を弱めます。

考えることは「怖かった出来事」「数学の方程式」など、性的な内容からは離れていれば離れているほど有効です。

ただしあまりにも強烈な不安や心配事などを思い出してしまうと、そのまま萎えてしまってセックスが継続できなくなる可能性もありますので注意しましょう。

早漏改善薬を使う

現在は便利になったもので、早漏に効果があると言われる「早漏改善薬」もさまざまな種類のものが存在しています。

「服用することで自律神経を落ち着かせる薬」「ペニスに塗って刺激を弱める薬」など、早漏の原因によって使用するべき早漏改善薬の種類が変わりますので、まず自分がどのタイプの早漏なのかを知ることが必要です。

自分がどのタイプの早漏なのかわからない、自分で早漏改善薬を選ぶのが不安、といった男性は、メンズクリニックなどで相談すると良いでしょう。

ペニスを鍛えて早漏男子を卒業しよう

早漏の男性は、必ずしも女性から嫌われると決まっているわけではありません。

一定数は「早漏男性が好き!」という女性も存在しますが、そんな女性には簡単には出会えるものではありませんので、できれば早漏は改善を目指すべきでしょう。

早漏が改善すれば、女性だけでなく自分自身の性的満足度も向上しますので、より楽しく充実したセックスライフを送れるようになります。

早漏を改善したいのであれば、自分がどんなタイプの早漏なのかを知り、その原因に適した改善法にチャレンジするようにしてください!

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